任意整理でもボーナス払いは利用できる?

任意整理という手続きは、違法でない限り、債権者と債務者との間に合意さえあれば、どういった内容の返済計画でも可とされています。ということは、任意整理でもボーナス払いの利用はできるということになります。

任意整理でもボーナス払いは利用できる?

しかし、任意整理の返済計画を立てるとき、ボーナス払いを組み込むことはなるべく避けたほうが賢明です。

なぜなら、ボーナスというのは企業によっては必ずしも支給されるとは限りません。仮に支給されたとしても、その金額は上下する可能性があります。こういった不確定要素を含む場合は、それを任意整理の返済計画に組み込むべきではありません。

任意整理の返済計画は必ず返済できる範囲で

ボーナス月に返済を多くし、その他の月はなるべく返済額を少なくしたいと考えるのは決しておかしなことではありません。実際にそういった内容でショッピングのローンが組まれることもあります。

しかし、任意整理においては、ボーナスがもらえなかった場合を想定したうえで、返済計画を検討するのが正しい方法です。必ず毎月の収入内で返済が行えるように調整をしましょう。

月々の返済金額と分割回数は可能な限り交渉する

任意整理による返済は、一歩間違えれば個人再生や自己破産に方針変更しなければならない可能性と隣り合わせの手続きです。そのため、月々の返済金額と分割回数は債権者が許す限り引き延ばしたものにしましょう。

というのも、返済中にお金に余裕ができたとなれば、その月から返済を増額することが可能ですが、その逆は簡単ではありません。返済期間を意図的に短くする分には後からいくらでもできますが、返済期間を延ばすとなると債権者とは再度の交渉をしなければならないのです。

どうせ任意整理を利用するのであれば、返済期間のメリットを最大限利用し、後の生活が少しでも楽になるような金額での交渉をしましょう。

ボーナスは急な事態に備え貯蓄しておこう

任意整理による返済中にボーナスが手元に入ったら、なるべく急な事態に備えて貯蓄をしておくように心がけましょう。せっかくボーナスが入ったのですから、もちろん多少の贅沢をする分には誰も引き止めはしませんし、そのお金をどう使うかは個人の自由です。任意整理はボーナスの使用を制限するような手続きではありません。

しかし、任意整理による返済中は、現金の取り扱いには気を付けていなければなりません。というのも、信用情報に事故情報が登録されてしまったことにより、基本的にすべてのショッピングは現金一括払いとなってしまいますので、なるべく現金という形で残しておかなければ、急な事態に備えることができないのです。

こうした事態も想定して、ボーナス払いを利用するのだけは避けるようにしましょう。

カテゴリー:任意整理

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