現在無職だが就職予定のため、任意整理したい

(富山市|20代|男性|無職)
私は現在無職です。

ついこの間までは勤めていたのですが、あまりにブラック企業だったため3年も持たずに辞めてしまいました。この会社は都内のど真ん中にあったため、出勤の利便性を考えて近所の少し家賃の高いマンションに住んでいました。約束通りに給与が出れば生活していけるはずでした。

しかし、残業ばかりなのにろくに給与も出ないブラック企業だったため、生活費の不足が原因で消費者金融からの借入がかさみ、気付けば借金まみれになっていました。

現在、なんとか就職先を見つけようと努力しているのですがなかなか決まりません。
面接を受けるにもお金が要りますし、今あるお金を返済に回してしまったら就活もできません。

任意整理による解決を希望しているのですが、あと数ヶ月もあれば就職先も決まり、返済できるようになると思うので、就職先が決まるまで待ってもらうことなどできるのでしょうか?

無職のくせにおこがましいかもしれませんが、自己破産だけはしたくありません。

相談に対する回答

相談者様のように、近い将来、返済できる見込みがあれば任意整理は可能ですし、多くの専門家は手続きの進行も費用の支払いも待ってくれます。それに、任意整理といってもすぐに返済がスタートするわけではなく、返済時期についても調整可能になっているためご安心ください。

一般的に、専門家が貸金業者に対して受任通知(専門家の介入を知らせる通知)を送付し、返答があってから1年程度で返済開始になることが多いです。専門家が介入している以上、この程度の期間であれば貸金業者も黙って待っているため、就職活動も十分にできるはずです。

ただし、あまり遅くなってしまうと、しびれを切らした貸金業者に裁判を起こされてしまう危険性があるため、この点にだけは注意しておきましょう。

任意整理は依頼後も期間に余裕がある

任意整理は、すぐに返済がスタートする手続きではありません。

専門家が受任通知を送付した後、貸金業者からの返答が出そろうまでに1~3ヵ月程度、貸金業者との交渉に1ヶ月程度、そして和解から実際の返済開始までに1ヶ月程度は余裕があります。

上記は短期解決の一例であり、交渉次第ではさらに延ばすことも可能です。
任意整理は自由度の高い手続きであるため、貸金業者が承諾さえすれば返済時期の指定もこちらでできます。

専門家介入前だと、多くの貸金業者は返済が1週間も遅れると電話などしてくるため、返済を焦ってしまうのも無理はありませんが、任意整理であればゆとりを持って手続きを進めていけます。

音信不通と期間の空けすぎには要注意

ただし、専門家と音信不通になったり、返済開始までの期間を空けすぎないようにしましょう。

貸金業者は専門家介入後、債務者に対して直接の連絡ができなくなりますが、まったく連絡しないわけではなく、専門家に対して定期的に進捗の確認をします。

しかし、専門家と音信不通にしてしまい、連絡が取れていない事実を貸金業者に知られると、裁判を起こされる危険が増しますし、連絡が取れない専門家も困ってしまいます。

また、この危険は返済開始までの期間が空きすぎてしまった場合にも起こり得るため注意してください。1年程度であれば貸金業者もおとなしく待っていますが、2年近くなるといつ裁判を起こしてきてもおかしくはありません。

いくら専門家が介入していても、貸金業者の裁判を起こす権利まで制限はできないため、この2点にだけは注意しておきましょう。

※ プライバシー保護のため、相談の核心部分のみ残して、内容を再構築しています。
※ 希望地域に専門家がいない場合は近隣地域からサポートしております。