過払い金を請求したい。手続きに要する期間は?

(尼崎市|40代|男性|会社員)
私は今から10年以上前、利息が高かった頃から貸金業者と取引していて、数年ほど前に完済しています。この場合、多くは過払い金が発生していると聞いたのですが本当ですか?

実は、母が重病で入院してしまったため、多額の医療費が必要になってしまいました。
しかし、私自身の生活には余裕があると言えないため、できれば過払い金で賄いたいと思っています。

そこで、少しでも早く過払い金を手にしたいのですが、手続きにはどの程度の期間が必要なのでしょうか?また、急いで過払い請求すると何かデメリットのようなものがあるのでしょうか?

相談に対する回答

平成18年以前から貸金業者と取引があれば過払い金は発生していることが多いです。
相談者様のように利息が高利だった、すでに完済しているとなれば、間違いなく過払い状態になっています。

まずは正確な過払い金額を算出するため、貸金業者から取引履歴を取り寄せましょう。
ただし、貸金業者によっては取引履歴開示に時間がかかったり、交渉が長引いたりすることもあり、過払い金を即座に受け取るのは難しいかもしれません。

しかし、過払い金の受け取りを急ぐ方法がまるでないわけではありません。

金額面の要望を全面的に受け入れる

貸金業者は過払い金を即座に全額支払ってくれるわけではありません。
経営状態などを理由に減額を求めてきたり、返還日を遅くしたりといった、自社にとって都合の良い要望を出してきます。

通常は、貸金業者からの要望は受け入れがたい内容が多いため、回収金額を増やし、返還日を早くするよう交渉します。

しかし、少しでも早く過払い金を手にしたい場合に限っては、貸金業者の出す金額面の要望を全面的に受け入れるという方法があります。
その代わりに返還日を早くしてもらうというわけです。

この方法であれば、回収金額が少なくなるデメリットはありますが、取引履歴の取り寄せから最短で過払い金が手元に入ってきます。

専門家に依頼したほうが回収は早い

その他に回収を早くする方法として有効なのが専門家に依頼することです。

通常、貸金業者から送られてきた取引履歴には過払い金額まで記載されていません。
これを現在の利率に引き直して初めて過払い金額が確定します。
一般の方がこの計算を行うと、どうしても時間がかかってしまいます。

しかし、専門家であれば取引履歴が送られてきたその日に過払い金額の確定も可能ですし、なにより貸金業者との交渉もスムーズに進められます。個人が貸金業者と交渉すると、急いでいるのを逆手に取られ、不利な条件で和解させられてしまう危険があるのです。

こういった事情から、少しでも早く過払い金を手にしたい場合は専門家に相談するのも有効な方法です。

※ プライバシー保護のため、相談の核心部分のみ残して、内容を再構築しています。
※ 希望地域に専門家がいない場合は近隣地域からサポートしております。