個人再生を検討中。手続きの詳細を知りたい。

(倉敷市|30代|男性|会社員)
私は5年ほど前にマイホームを購入しました。 しかし、甘い考えから必ず支給されるとは限らないボーナス払いをローンに組み込んでしまい、支給されなかった年や少なかった年は、消費者金融からの借入で不足分を賄っていました。

そして、ついに今年からボーナスが支給されなくなってしまったのです。
あまりの返済苦に自己破産も考えたのですが、せっかく購入したマイホームだけはなんとか守りたいです。

そこで、個人再生の申立を検討しているのですが、住宅ローンの支払いと同様、考えの甘さからいずれは支払いができなくなってしまうのでは?と不安で仕方がありません。

この不安を少しでも解消するためにも、個人再生の支払いについて詳しく教えてほしいです。

相談に対する回答

個人再生は、本当に返済継続が可能かどうかを手続きの中で裁判所が見極めます。
よって、返済が不可能な場合はそもそも認可決定(最終的に出る裁判所からの決定)が出ないことになっています。

これを見極める方法は、「履行テスト」という手続きによります。

履行テストとは、個人再生の開始決定(申立後に出る決定)後の3ヵ月間で行われ、実際の返済額と同じ金額を毎月銀行などに積み立てます。この積み立てが問題なく行われると、裁判所が認可決定を出す可能性が大幅に上がるだけでなく、自らの返済継続への自信にもつながります。

個人再生は、手続きの中で返済への不安を解消できる仕組みが用意されているのでご安心ください。

履行テスト時の貯金は自由に使える

なお、履行テスト時に貯金したお金は、その後、自由に使うことが認められています。
そのまま貯金しておくのも良いですし、実際の返済が始まってから3ヵ月間の支払いを貯金から出しても問題ありません。ただ、可能であればそのまま貯金しておくことをおすすめします。

個人再生の返済中は、原則として新たな借入ができなくなります。
つまり、冠婚葬祭などで突如として現金が必要になっても、今まで頼っていた貸金業者からの借入はできません。

個人再生後は現金の管理が今まで以上に重要になってくるため、少しでも貯金を残しておくよう心掛けておけば、いざという時、必ず助けになってくれるはずです。

履行テスト後も実際の返済まで数ヶ月ある

また、個人再生は履行テスト後も実際の返済までは数ヶ月の猶予が残されています。

個人再生は認可決定が出てから1ヶ月で同決定が確定し、確定した月の翌月から実際の返済がスタートするため、2~3ヵ月程度はさらなる貯金も可能となっています。

この貯金自体は手続きの認可と関係ありませんが、返済開始まで履行テスト同様の貯金を継続しておけば、半年分の返済金が貯金できるということです。個人再生の返済期間は一般に3年とされているため、これだけの貯金があれば返済もスムーズに進めていけるはずです。

※ プライバシー保護のため、相談の核心部分のみ残して、内容を再構築しています。
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