自分で過払い請求したが業者の対応がひどい

(高松市|40代|女性|専業主婦)
私は10年以上前、ある貸金業者で借金しました。
その業者とは結婚後も取引があり、パートをしながら返済し、子育てで収入がない時期は夫に協力してもらい、半年ほど前に完済しました。

そして先月、取引が長いと過払い金が発生していると知り、過払い請求しました。
専門家へ依頼しようと思ったのですが、専門家への費用がもったいないと感じたため、自ら行っています。

しかし、貸金業者の対応はひどく、過払い金の1割しか返還できないと言っています。
これはよくあることなのですか?
それとも個人からの請求だと足元を見ているのでしょうか?

どうしても納得できないのですが、裁判までする勇気はありません。
どうしたら良いですか?

相談に対する回答

確かに貸金業者によっては個人の過払い請求に対して、ひどい対応をすることはあります。
しかし、貸金業者の経営状態によっては、本当に1割程度しか返還できない場合もあるのは事実です。

これまでに多くの貸金業者が、過払い請求の影響で廃業に追いやられてきました。
とはいえ、貸金業者が提示する金額に納得できないのであれば、無理に応じる必要はありません。

過払い請求は相談者様の正当な権利です。
しかし、実際に提示額以上を回収するには困難を伴います。
費用の不安はあると思いますが、少しでも多くの過払い金を回収するためにも専門家に協力してもらってください。

貸金業者は専門家に弱い

過払い請求する場合、いくら個人が専門知識をつけて臨んでも、実際に裁判を行うには多大な時間と労力を伴うため、裁判まではしてこないと貸金業者は高を括っています。
これが杜撰な対応をされる理由の1つです。

しかし、専門家が介入すると本当に裁判を起こされると考えます。
過払い請求の裁判に専門家が負けることはまずありませんので、貸金業者は裁判で負けるくらいなら、当初の提示額以上の金額を支払って和解するのが得策と考えるのです。

つまり、過払い請求は専門家が介入するだけで、個人で請求するより多くの金額を回収できる場合があるのです。専門家の費用もここから捻出すれば、結果として自身も得になります。

それでも納得できなければ裁判へ

とはいえ、本当に経営状態が悪い貸金業者の場合は、専門家が介入してもそれほど提示額は上がりません。どうしても納得できないのであれば、裁判による解決を図りましょう。
専門家が介入していれば、過払い請求の裁判で負けることはありません。

しかし、日本の裁判は三審制といって、3回まで審理を行うことができます。
過払い金を支払いたくない貸金業者は、この制度を利用して裁判を長引かせてくることもあるのです。

解決までに半年~1年以上かかることもあるため、裁判を起こすのが最良とは言い切れません。

どの選択が自身に合っているのか、担当した専門家と相談しながら進めてみてください。

※ プライバシー保護のため、相談の核心部分のみ残して、内容を再構築しています。
※ 希望地域に専門家がいない場合は近隣地域からサポートしております。