持ち家での借金生活。生活保護?自己破産?

(天童市|60代|男性|無職)
私は50代前半の頃、リストラされたことをきっかけに初めて消費者金融から借入をしました。
それからというもの、高齢が障害となって安定した収入の職に就くことができず、妻にもパートに出てもらってはいたのですが、生活費が不足するたびに借入を繰り返してしまいました。

一時期は、借入限度額である300万円にまで借金が達していたのですが、妻の協力もあり、なんとか50万円近くにまで減りました。

しかし、現在は持病の腰痛が悪化し、まともに収入を得ることもできず、妻も同じような状態です。
少ない年金からなんとか返済に回してはいるのですが、今まで以上に医療費もかかるようになり、どうしたら良いのかと途方に暮れています。

友人からは、生活保護を受けたほうがいいのでは?と言われているのですが、自宅が父から相続した持ち家であるため、審査に通らないのではないかと考えています。

こうなると、自己破産するしかないのかと考えてはいますが、長年慣れ親しんだ自宅を売却しなければならないのが苦痛でなりません。

なんとかならないものでしょうか?

相談に対する回答

相談者様の場合、確かに生活保護の審査に通るのは難しいです。
たとえ、生活自体が苦しかったとしても、まずは所有財産の清算が必要になり、自宅の売却を促されるケースがほとんどです。

とはいえ、持ち家があっても生活保護の申請が通ることはあるため、審査を受けてみる価値はあります。

しかし、生活保護の審査を受ける前に、まずは過払い金の調査をしてみましょう。
相談者様のように消費者金融との取引期間が20年以上もある場合、過払い金が発生している可能性が非常に強いです。この段階で金額については言及できませんが、恐らく100万円以上の過払い金が発生しているはずです。もちろん現在残っている50万円の借金もなくなります。

手に入った過払い金と年金をうまく使って生活できれば、生活保護を受ける必要も、自己破産を検討する必要もなくなる可能性が十分あります。

持ち家があっても生活保護は受けられる

たとえ持ち家があったとしても、今ある収入だけでは地域ごとに定める一般水準以下の生活になってしまう場合、生活保護の審査に通る可能性はあります。地域によって多少の差はありますが、よほどの豪邸でもない限り、持ち家が生活保護審査の弊害になるとは限りません。

しかし、借金がある状態で生活保護を受ける場合、受給する生活保護費で借金を返済することは認められていないため、自己破産が前提となってしまう点に注意が必要です。
自己破産するとなれば、持ち家は手続きの中で清算されてしまうため保持はできません。

生活保護を検討する前に過払い金の調査を

上記のことから、取るべき手続きの順序は、生活保護や自己破産より前に過払い金の調査です。

特に相談者様のように消費者金融との取引期間が長い方は、必ず専門家に正確な調査をしてもらいましょう。過払い金が発生していれば借金はなくなり、自己破産は回避できます。

なお、返ってきた過払い金をもってしても生活が苦しかった場合は、次に生活保護を検討することになります。しかし、すでに借金はなくなっているため、生活保護のために自己破産する必要はなくなり、自宅はそのまま保持できる可能性が高くなります。

※ プライバシー保護のため、相談の核心部分のみ残して、内容を再構築しています。
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